今朝僕が息子に謝ったこと

安心していられる場所

トイレが息子にとって
一番安心できる場所になってしまった

そう感じた

何かやってほしいこと

例えば
着替えだったり
歯磨きだったり
勉強だったり
片付けだったり

親がやってほしいことをお願いしても
子どもがやらないときは
段々イライラしてくる

「何でやらないのー!」
って言ってもやらない

「どうしたらできる?」
って聞いてもやらない

そんなことが続くと
こっちもイライラしてくる

そして出てくるのが
怖い父ちゃん・母ちゃんだ。

やりなさい
こうしたらできるでしょ
もういい
〇〇だから〇〇してほしい

そんなセリフを口に出す

そこには
子どもに話を聞いてほしいっていう
親の思いが隠れてる

でも
話を聞きたくない
もうこの場から離れたい
そう思った息子がとる行動は

「オシッコ」

と言ってトイレに行くこと

僕らはその行動を

「また、トイレに逃げた」

と捉えていた。

朝の出来事

今朝、息子が

「おなかがさむい」

と言ってきた。

「おなかがさむいから、あさごはんおちゃづけにして」

そう言ってきたらしい

うちの奥さんは言われたとおりに
朝ごはんにお茶漬けをだした。

食べ終わるころに

「まだ、おなかさむい」

と言っている息子

そしてでたこの言葉

「ようちえん、いかない」

この時、思うわけです。

「また、始まった」

母は言う

「寒いなら、長袖着ていきなさい」

「下に肌着着れば、お腹のところ暖かくなるから着なさい」

うちの奥さんは
息子に言って聞かせる

そんな時息子はこう言った

「オシッコ、トイレ」

そのやり取りを見て
僕は凄いことに気づいてしまった

いや
とんでもないことをしていたんだなって
気付いてしまった

そう

家と言うのは
家庭というのは
家族みんなが安心していられる場所

それなのに
今の息子にとっては
一番安心できる場所は
家の中のトイレだった。

おもちゃのある部屋でもない
みんな一緒に寝る寝室でもない
ご飯を食べる部屋でもない

トイレだった

この場所なら
うるさい父ちゃん、母ちゃんから離れて
一人になれる

いつのころからか
息子はそう思って
怒られたり、まじめな話をしてる時は
途中で決まって

「トイレ」

って言ってた

ショックでしたね

家庭が一番安心できる場所でありたい
そうあってほしいって思ってたのに

僕自身
それを作ってあげてなかった

僕がとった行動

僕は息子に謝りました

ごめんな。
家庭が一番安心できる場所であってほしいて思ってたのに
お前にとって一番安心できる場所をトイレにしてしまって
本当にごめんね。

でもね
お前のことが嫌いで
怒ったりガーって言ってるんじゃないからね。

僕の想いを伝えました。

そして、妻にも僕の気づきを伝えました。

妻は聞きます

「じゃあ、どうすれば良いのよ?」

その答えは
あなたの中にしかない
いい加減
自分と向き合いなさい

僕はそう答えました。

ただ、
僕が出した答えは
息子に謝ること

妻が出した答えは
今のところ僕にはわからない

でも
彼女も彼女なりの答えを
きっと出したと僕は思ってます。

父としての答え
母としての答え

同じ答えの時もあれば
全く違う答えの時もある

答えを合わせることが大事じゃない

自分の答えを考えてみる
その答えを自分なりに出してみる

その方が大切

そして
実際に行動する

そう
今回の僕のように
息子に謝るって答えを出したなら
実際に謝る

今すぐ答えが出なかったとしても
答えが出たときに
そっと息子に伝えてみる

そうすることで
離れてしまった心の距離を
少しずつ縮めることができると
僕は思っています。

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