新たな海水温熱士、ここに誕生。

三度目の正直なるか？

研修期間は約3ヶ月

2月末から始めた研修も
一度目の最終チェックで
やり直しを言い渡され
二度目の最終チェック予定日に
明日に延期しようと言われ
最終チェックを受けられていない状態で
研修も残すところ、あと3日。

焦りと不安もある
3ヶ月の研修を乗り越えてきた自信もある

そんな自分としては
複雑な心境のまま
今日も海水温熱研究沖縄総本店に向かう

お店に着くなり
兄弟子Hisanoさんから

「今日、来なかったらどうしようかと思った」

そう告げられたが
僕の中で行かない選択肢は無かった。

そんなやり取りをしている中
師匠の登場である。

昨日の事を話す

昨日、師匠の施術を受けた後
自分の身体に起きたことを伝えた

とても身体がだるくなって
午後はずーっと横になっていたこと

骨盤のあたりで細かい振動が
ずーっと起きていたこと

そして
今回僕が気づいたことを伝えた

すると師匠は

「あんた、良く気づいたな」

と僕に言ってきた

僕が気づいたこと

僕が師匠に伝えたきづきは

僕は先のことばかりを考えて
そこに目が向いてしまった。

でも、昨日の施術を受け終わったときから
そっちじゃないって気づいたんです。

先のことを考える事は大事かも知れない。

でも、それより先に
まずは目の前のことに
しっかりと向き合わないといけない。

まずそこをクリアしないといけない。
そう気づいたんです

これを聞いた師匠が

「あんた、良く気づいたな」

と言ってくれたんです。

先のことなんて誰もわからない

師匠はこう続けました

新保さん
あなたが今まで学んできたものがあるから
あなたはそこに気づけたんだよ

先のとこなんか誰にもわからん

これなら、今日はできそうだね

そう言うと
最終チェックの準備に入った

いつもと違う流れ

最終チェックの前は
初めに師匠の施術を受けて
僕のエネルギーを上げてからやるのだが
今日はいきなり師匠に施術をすることになった

この時点で
いきなりの展開に僕は驚いていた。

最終チェックスタート

師匠が僕の施術を受けながら

「前と全然違うな。優しいエネルギーだ
バンバンくるなぁ。これは良いぞ新保」

このコメントに僕は思わず

「泣いて良いですか？」

って言ってしまった。

すると
隣で施術をしていた
兄弟子Hisanoさんから

「まだ早いよ」

って突っ込みが入った。

また
隣で施術を受けていたお客さんからは

「私までもらい泣きしそう」

と言われた。

予想外の展開

うつ伏せ状態の施術で
半分くらいまで行ったところで
師匠宛に電話が入る

ここで10分弱の中断

待っている間
僕は細かいポイントを
頭の中でイメージしながら
師匠の戻りを待つ

電話から戻ってきた師匠から
衝撃の一言が告げられた

新保さん
うーんとね
もういいです。

合格

・・・へっ！？

まさかの展開に
その場にいた全員が
拍子抜けした瞬間であった

意外過ぎる終わり方に
僕が一番驚いていた

師匠は言った

私は技術は見ていない
それは大丈夫だから。

大事なのはエネルギー

良いかい
今の気持ちを忘れるな

そう言われた。

思っていたのとは全く違う終わり方で
僕の最終チェックは終了した。

兄弟子Hisanoさんからは

新保さんらしい終わり方だね

と笑いながら言われた

優しいエネルギー

最終チェックを済ませた僕の施術を受けた
兄弟子Hisanoさんと兄弟弟子Norikoさんは言う

僕のエネルギーはとても優しい。
優しいけど、ここだというポイントには
ガっと熱が入ってくる

そんなエネルギーを感じるそうだ。

ゴールラインはスタートライン

とにかく
海水温熱士になるべく始まった
3ヶ月という研修は
ひとまずの修了を迎えた

でもこれは
これから始まる
海水温熱士としての
ストーリーの一部でしかない。

ゴールラインでもあり
スタートラインでもある。

今の気持ちを忘れるな

師匠のこの言葉を胸に刻み
僕は新たな道を歩み始める

そんなわけで
ここに新たな海水温熱士が誕生した

最後に

ここまでこれたのも
僕のことを支えてくれた家族と
一緒に研修期間を過ごしてきた仲間と
毎日笑顔で迎えてくれた兄弟子Hisanoさんと
色々教えてくれた品川店のスタッフの皆さんと
練習に付き合ってくれた友人・知人の皆さんと
僕に海水温熱を学ぶ機会をくれたマツダミヒロさんと
食べきれないくらいの差し入れをくれた温熱の社長さんと
この先、僕が海水温熱で全国を周るのを待っていてくれている皆さん

そして
師匠の嘉数さんのお陰です。

本当にありがとうございます。